【検証】嘘か本当か?現役エンジニアがiPhone15のリーク情報を調査!

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今秋にiPhone14シリーズが発売されたばかりですが、

ネット上にはもうiPhone15シリーズの性能やデザインに関する予測情報(リーク)が飛び交っていますね。

ねこ

リーク情報って信じていいの?カラバリ増えるとかあったら待ちたいなぁって思ってるんだけど。

WWDCなどのイベント直前に出てくる情報以外、リークはほぼ嘘と見ていいと思います。

例えばiPhone15について、「ヨーロッパではUSB Type-C搭載スマホしか認めない法律ができたから、iPhoneもLightningケーブルやめるのは確実でしょう!」と言っている人がいますね。

電子回路設計のプロである技術士の私からすれば、いやいやまだわからないよ、確実じゃないよと思ってしまいます。

Lightningやめるくらいなら、そもそも充電コネクタなくしたデザインに変えると言われた方がエンジニア的にはしっくりきます。

このように、リーク情報はエンジニア目線で見ると「嘘じゃね?」と思ってしまうことが多々あります。

とはいえ、iPhoneはファンや楽しみにしている人が多いのでリークや予想デザインを見てキャッキャするのもひとつの楽しみ方だと私は思っています。

そこで、今回はよりiPhoneの最新機種を考えてワクワクするためにエンジニア目線でリーク情報を検証していきます!

目次

iPhone15のリーク情報をエンジニア目線で検証!

今回は2022年11月現在で噂されているリーク情報3つを検証していきます!

1. Lightningコネクタを廃止してUSB Type-Cコネクタになるかも?

2. デザインを刷新するかも?

3. 音量・電源ボタンの物理ボタンが廃止?

1. Lightningコネクタを廃止してUSB Type-Cコネクタになるかも?

次期Apple製品の予想で有名な証券アナリスト・Ming Chi Kuo(ミンチー クオ)氏も以上のように噂しています。

要約すると、
「最終的なスペックはiOSサポート状況によるが、2023年下半期のiPhoneはLightningポートからUSB-Cポートに切り替わるかも」と書いてありますね。

USB-Cポートの搭載は技術的には難しいのではというのが私の意見です。

このスレッドの返信にも書いてありますが、理由は単純。

デカいからです。

LightningコネクタはUSB-Cよりもひとまわりくらい小さいのですが、それでも内部はキッツキツです。

真ん中の赤丸でネジ留めされているのがType-Cコネクタ(iFixitより

もしUSB-Cに対応するなら、スピーカーを小さくする・iPhoneの縦横サイズアップが必要そうです。

充電コネクタの搭載についてはこんな意見もありますね。

こちらは超有名ガジェットYoutuberのMarques Brownlee氏の予想。

なんとコネクタがなくなるという予想!

技術的には十分可能性があるというか、エンジニア的にはコネクタを取るだけという簡単な変更なので歓迎したいところ。

コネクタがなくなる分、スピーカーのサイズアップ=音量アップも期待できますね。

しかし、まだケーブルから充電しているユーザーは世界中に数多くいます。

このようなユーザーはケーブルコネクタ無くさないで!と思っていそうですが、充電以外でケーブル使ってないのに貴重なiPhoneの内部スペースを使うのはエンジニアとしては非常にもったいなく感じてしまいます。

イヤホンジャックを削除した時のように、思い切った仕様変更を期待します!

2. デザインを大幅刷新するかも?

これは割と可能性が高いと思っています。5割くらいの確率で外側のデザインを変えるかも、くらいに考えていい噂かと思います。

というのも、AppleはiPhone6の時代から3〜4年周期でデザインを変更しているから。

そもそもiPhoneのデザインをなぜ3〜4年周期で変えるのか?

単にユーザーが飽きないようにする部分もあるのですが、この周期でデザインを変える主な目的はiPhoneのハードウェアの大幅なアップデートだと考えられます

私は某企業でノートパソコンの開発に関わっていたのですが、こちらでも3年周期でデザインの変更がありました。

新しい技術を入れていくためには、ハードウェアの対応がまず先にないといけませんからね・・・。

従来よりも大きなチップを使うだとか、それを冷やすためのデバイスを入れるとか、スピーカーを新形状にして音量アップさせるとか、コネクタを増やす減らすとか・・・

理由はいろいろ考えられますが、とにかくハードウェアの更新にはデザインの変更がついてくるということです。

物理ボタンの廃止などハードウェアに関する噂も出ていますが、これらにデザイン変更がついてくるということを考えると2023年のiPhoneではデザインの変更があり得そうです。

3. 音量・電源ボタンの物理ボタンが廃止?

iPhoneのProモデルは、電源ボタンとボリュームボタンが押し込むタイプではなく、iPhone SEのホームボタンやMacbookのTrack Padのように振動して押し込んだ感じを演出するボタン(Solid state buttom)に変わるよという噂。

エンジニア目線的には十分ありえるアップデートだと思います。

理由としては、上でも書いた通りハードウェア変更のタイミングであるということと、物理ボタンは大きいから。

もしUSB Type-Cコネクタを導入するなら、iPhoneが巨大化しないように内部のスペースはできるだけ節約したいと考えるはず。

この噂は、内部スペース節約案のひとつだと考えられますね。

あと、代替技術があるなら物理ボタンは早くやめたいとAppleのエンジニアは考えていると予想しています。

物理ボタンは押す回数の限界や、押してもボタンが効かなくなってしまうという破損の危険がつきまとうデバイスだからです。みんなカチカチ押すのは好きなんですけどね・・・。

iPhoneは4〜5年は使えるデバイスだし、整備済み品や中古として世の中に流通する量も多いです。

壊れたボタンはそのままゴミになってしまうので、iPhoneを長持ちさせて環境にやさしくしたいから早めにやめたいんじゃないかとAppleは考えているのでは。

まとめ

ここまでエンジニア目線で噂を検証してきましたが、iPhone14シリーズからほっとんど変化がないまま15シリーズが出てくる可能性も十分高いです。

技術的にチャレンジしすぎて、新規デバイスの調達率や生産後の最終テスト通過率(いわゆる歩留まり)が超悪かったり期待していたスペックが出なかったりすればApple上層部はそのままリリースすることをおそらく許可しないからです。

これもメーカーあるあるです。

新機種を待ってももちろんいいのですが、私としては現行機種を早く買ってiPhoneを楽しんだほうがよりよいガジェットライフを送れると思いますね!

リークはエンターテイメントと思って見ていくのを推奨します!

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