【使い方完全解説】わかりやすいKVMスイッチの活用術&接続機器のおすすめ構成!

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KVMスイッチというデバイス、または外部ディスプレイについている機能をご存知ですか?

KVMスイッチとはKeyboard, Video, Mouseスイッチの略で、2台のパソコンをひとつのマウス・キーボードで操作するための機能。

価格ドットコムのこのページ(外部リンク)を見ると、おおよそ3万円以上の一部ディスプレイには付いていますね。

KVMスイッチは、接続しているマウス・キーボードをディスプレイに映像を出力しているパソコンに自動で接続させることができます

実はこのKVMスイッチ、USB接続のマイクやハブを2台のパソコン間で切り替えて使うこともできるんです!!

この機能のいいところは、

外部ディスプレイにつながっている2台目のパソコンを使うとき、

デバイスのケーブル差し替えが必要がなくなるところにあります!

私はテレワークで仕事・副業・勉強を行なっているのですが、KVMスイッチを導入してから2台のパソコンを行き来して作業するのが楽になりました。

今回はKVMスイッチの活用方法と接続機器のおすすめ構成をご紹介します!

ちなみに私が使用しているKVMスイッチ内蔵型ディスプレイはこちら。

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目次

KVMスイッチの使い方

KVMスイッチ内蔵型ディスプレイの接続例

基本的には、2台のパソコンを両方ともKVMスイッチのUSBアップストリームポート(PC1&PC2)に接続します。

私が使用しているディスプレイ(ARTIMIS-323CQR)の場合、Windowsパソコン側にUSBアップストリームポートを接続し、M2 Macbook Air側にはThunderbolt3ケーブルを接続しています。

Thundebolt3ケーブルは画像出力とKVMスイッチのPC側接続が兼用になっています。

そして、KVMスイッチ USBデバイスポート側に画面表示に合わせて切り替えたいデバイスを接続します。

以上!超簡単ですね。

ケーブルは増えますが、一度つけてしまえばUSB周辺機器を切り替える手間が省けます!

特に、Thunderbolt3ケーブルで接続しているM2 Macbook Airでは本来ケーブル1本では画面の外部出力しかできないところを、

さらにUSBデバイス2個分の接続を追加することができます。

接続例はMPG ARTYMIS 323CQRの例ですので、お持ちのディスプレイやKVMスイッチの接続方法は取扱説明書を確認してみてくださいね。

KVMスイッチ活用術!おすすめの使い方3パターン

KVMスイッチは2台のPCを切り替えて使っている人には画期的なデバイスです。

理由は、ケーブルの抜き差しが不要になる2 in 1 outのデバイスだからです!

本題に入る前にデバイスの呼び方について解説します。

USBポートの数を増やしたいときに使うUSBハブ、街の電気屋さんでもよく売っています。

この「ハブ」は1台のPCについている1個のUSBポート◯個に拡張する(1 in ◯ out)デバイスです。

じゃあ逆に、2台のPCで1個のUSBポートを切り替えて使う(2 in 1 out)デバイスはなんと言うのか?

答えは「KVMスイッチ(切換器)」、または「USBスイッチャー」です!

あまりメジャーなデバイスではないのですが、キーボードなどのUSBデバイスを仕事用パソコンとプライベート用パソコンを切り替えて使いたい!

というテレワークでの需要が高まったせいか、コロナ前よりは製品のラインナップが増えている気がします。

以下のようなUSBとHDMIの外付けKVMスイッチもあるので、KVMスイッチ機能つきモニターを持っていない方は検討してみるのもありだと思います!¥3000くらいで購入できますので!

※以下の商品は4k 30Hz出力対応の製品です。4kモニターをお使いの場合は30Hzのリフレッシュレートだと多少カーソルや動画がカクつくのでその点はご留意ください。

それでは、KVMスイッチの活用パターンをおすすめ順に3つ、ご紹介します!

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【活用術その1】USBマイクとUSBハブ+KVMスイッチ

KVMスイッチに拡張性が欲しい人向けの活用術はこちら!

有線のUSBマイクとUSBハブをKVMスイッチに接続します。

KVMスイッチは切り替えできるUSBポート数が2つだけである製品が多いです。

しかし!KVMスイッチ側のUSBポートにUSBハブを接続すれば、ディスプレイ出力に合わせて接続を切り替えられるUSBポート数を増やすことができます!

USBハブをKVMスイッチに接続すれば、常に差し替えて使いたいデバイスを増やせるだけでなく、フラッシュメモリなど抜き差しして使うデバイス用の空きポートを用意することができますね。

私の場合はKVMスイッチに接続した先に外付け光学ドライブを常時接続して、つけ外しするフラッシュメモリなどが挿せるように空きポートを作るという使い方をしています。

USBマイクは、PC本体→KVMスイッチ→ハブの順で経由した先に接続すると音が途切れることがあったため、KVMスイッチ側に接続しています。

また、USBハブは以下のようなセルフパワー対応型をおすすめします。

KVMスイッチから供給する電力は大きくないので、消費電力が大きいデバイスをつなぐと動かない可能性があるためです。

【活用術その2】USBヘッドセットと2.4GHzレシーバー+KVMスイッチ

ハブがあることによる見た目のごちゃごちゃ感を避けつつ、マウス・キーボード・ヘッドホン・マイクの4つを自動で切り替えたい方はこちら!

KVMスイッチに2コあるUSBポートにUSBヘッドセットと無線マウス・キーボードのセットについている2.4GHzレシーバーを接続します。

こうすることで、ビデオ通話に必要な4つのデバイスを外部ディスプレイで表示している側のPCに合わせて自動で接続切り替えできます!

また、マウス・キーボード・レシーバーのセットは非常に人気で、主要3社であるエレコム・バッファロー・ロジクールからそれぞれ販売されています。

その中でも最もコスパが高く、人気のモデルがこちら。

ロジクールの中でも名作と評判のセットです。

また、ヘッドセットはマイクがヘッドホンの内部に収納できるこちらがおすすめ!

ヘッドセットも2.4GHzレシーバーを使うことでケーブルレスになるため、デスク周りがよりスタイリッシュになりますよ!

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この構成は、2台のパソコンと1台の外部ディスプレイという作業環境をお持ちの方に最適です。

その上、見た目が1番すっきりするのでおすすめできるセットアップです。

【活用術その3】有線ゲーミングマウス&キーボード

プライベートのパソコンがゲーミングPCの方はこちらの構成がおすすめ!

ゲーミングではキータッチへの反応が速い有線キーボード・マウスを使っている方が非常に多いです。

この接続はKVMスイッチの最もベーシックな使い方で、ディスプレイの切り替えと同時にキーボード・マウスの接続先を切り替えます。

ゲーミング用とテレワーク用にキーボード・マウスを持っていた方は、KVMスイッチを使えばまとめることができますよ!

有線キーボード・マウスを使う場合は、デスク上でケーブルが暴れないようにマウスバンジーというケーブル台を使うと便利です!

ケーブルが引っかかってカップを倒すということもなくなりますよ!

まとめ

2台のパソコンを1台のディスプレイに接続するという使い方をしている人にとって、KVMスイッチは必携のデバイスです!

KVMスイッチを使うことで、USBケーブルの抜き差しという作業から解放されます。

この体験は、一度経験すると便利すぎてKVMスイッチなしの環境は考えられなくなります。

もし2台のパソコン、1台のディスプレイという環境をお持ちでしたら購入・利用を検討してみてはいかがでしょうか?

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