リモート会議におすすめ!骨伝導イヤホン・Shokz OpenRunをレビュー

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これまで使用していたAmbie イヤーカフが水没により壊れてしまったため、新しいテレワーク用イヤホンを探していました。

エンジニアという職業柄、イヤホンは3時間くらい着けっぱなしが当たり前、ひどいときは半日以上装着したまま。
なので、どーしても耳に入れるタイプのイヤホンは嫌でした。耳が痛くなるので・・・。

そこで今回は、テレワーク用としては最適な音質に衝撃を受けた骨伝導イヤホン・OpenRun(S803)をご紹介します!

目次

Shokz OpenRun レビュー!

開封の儀

外装箱と内容物はこんな感じ。

外装箱
箱を開封した状態
本体と主な付属品

充電ケーブルは磁石でくっつくタイプ。
磁石はそこそこ強力で、M2 MacBook AirのMagSafeに近い感触です。
充電ケーブルは以下のようにAmazonでも購入できるので、会社などの出先で充電したい方はもう一本持っておくとよいかも。

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また、OpenRunの充電端子には+/ーがあり、誤った向きでケーブルを接続しようとすると磁石が反発します。
細かいユーザビリティへの配慮が嬉しいですね。

外観チェック

OpenRun(S803)は、光沢がないマットな質感です。
私は標準サイズのルナグレイという色を購入。
バンド部は白に近いグレー、操作部分とスピーカー部分が濃いグレーのツートンカラーで、5色のカラバリの中では一番おしゃれでおすすめです!

バンドのサイズ感はちょうどいいの一言に尽き、ミニサイズはこども用かモデル並に頭が小さい人用なのでは・・・?
と思いました。

普通の大人は標準バンドサイズで大丈夫です。

次にボタン配置について。
右耳の下側には音量+兼電源ボタンと、音量ーボタンがあります。

+ボタン(電源ボタン)とーボタン、充電端子

また、右耳側側面にLEDインジケータがあり、充電状態やペアリングモードの状態をお知らせしてくれます。

LEDインジケータ

左耳側にはマルチファンクションボタンがあります。

マルチファンクションボタン

これは曲の再生/早送り、通話への応答などの操作するボタンです。使い方はおおよそAirpodsと同じなので、私はスムーズに使いこなせています。

音質

リモート会議や、休憩時にちょっとYouTubeを見る程度なら十分レベルの音質です。
重低音強化モデルであるOpenRun Proよりも低域は劣りますが、全然聞こえないレベルではないです。
¥3000以下の安いイヤホンよりは上の音質を実現しています。
もちろん、ZoomやTeamsの会話音声はかなりクリアに聞こえています。

Ambieのような非骨伝導のイヤホンよりも、音漏れはしていないようです。
音漏れゼロではないので、電車内などで使用する場合は音量に注意が必要です。

Bluetoothの接続性

私がOpenRunに惚れたのは音質もあるのですが、Bluetoothの接続性が優れていることもあります!
2022年夏現在で、OpenRunは無線イヤホンで普及しつつあるマルチポイントにも対応しているので、使いかたについて詳しく解説していきます!

マルチペアリング

電源ボタンを長押しでペアリングモードに入ります。
OpenRun(S803)はマルチペアリング対応です!

マルチペアリングで記憶できる機器の最大数は不明(説明書に記載なし)なのですが、私の環境では4台のデバイスにペアリングし直すことなく接続できています。

マルチペアリングで記憶している機器は、以下の4つ

1.iPhone
2.iPad
3.MacBook Air M2
4.Windows10 のノートパソコン

ペアリングの方法はいたってカンタン。
電源OFFの状態でOpenRunを装着して、「ペアリングモードです」というまで電源ボタンを長押しするだけ。
あとはスマホやパソコンで検出した「OpenRun by Shokz」と接続するだけです。

マルチポイント

そして!注目点は2台目のデバイスに接続可能なマルチポイントを搭載していること。

公式サイトやAmazonの製品紹介でもなぜかセールスポイントになっていませんが、
ProモデルではないOpenRunも2台同時接続のマルチポイントに対応しています。

私の手元では上の4つのデバイスのうち、常に2つのデバイスとマルチポイントで接続しています。

OpenRun by ShokzにiPadとM2 MacBook Airを同時接続

マルチポイントの接続方法は以下の通り。

1.電源OFFの状態でOpenRunを装着して、「ペアリングモードです」というまで電源ボタンを長押し
2.「マルチポイント接続を開始します」と聴こえるまでマルチファンクションボタンと電源ボタンを長押し
3.電源ボタン長押しで、いったん電源OFF
4.「ペアリングモードです」というまで電源ボタンを長押し
5.1台目の接続デバイスのBluetoothメニューを開いて、「OpenRun by Shokz」と接続
6.電源ボタン長押しで、いったん電源OFF
7.「ペアリングモードです」というまで電源ボタンを長押し
8.2台目の接続デバイスのBluetoothメニューを開いて、「OpenRun by Shokz」と接続
9.電源ボタン長押しで、いったん電源OFF
10.電源ボタン長押しで、電源ON

説明書を読みながらこのような手順を踏んで、見事2台のデバイスとマルチポイント接続できました。
手順2のマルチポイントモードがON状態なら、以下の手順でマルチポイントの接続先をカンタンに切りかえられます。

マルチポイントの切り替え

1.2台同時接続している機器のうち、片方のデバイスの「OpenRun by Shokz」Bluetooth接続を切断する
2.2台目の接続先としたいデバイスのBluetoothメニューから「OpenRun by Shokz」を選択し、接続する
3.電源をいったんOFFして、再度電源ON

3手順で切りかえられるの、いいですよね。

マルチポイントの注意点

デバイス間の切り替えは、正直スムーズではないです。
音出しをしていたMacBook AirからiPadへ音源を切り替える時には、iPad側の再生ボタンを何度か押してあげる必要があるので、この点はご注意ください。

将来的に、ファームウェアアップデートで切り替えがスムーズにならないかな・・・と期待しています。

防水機能

ProモデルではないOpenRunは、IP67(強力な液体からの噴流およびほこりに対する保護)に対応しています。
ProモデルはIP55(水の継続的な浸漬の影響およびほこりの侵入から保護)なので、Proモデルよりも高い防水性能を持っています。

外観からしてマイク用の小さい穴しかないので、ランニングで汗だくになっても気にせず使えるというのがうれしいです!

また、水に濡れた状態で充電しようとするとビープ音が鳴る水濡れ検出アラートがついているので、充電時にショートしないように安全に充電できます。

私はランニング直後に充電しようとしたらビーとなったことがあるので、アルコールシートで汗を拭き、乾かしてから充電するようにしています。

まとめ

OpenRunはAmbieに比べて装着がカンタンで耳にほぼ負荷がないので、耳穴に負荷がないイヤホンを求めている方にとってもおすすめ。
正直、Proモデルよりもこちらの非Proモデルの方がおすすめできます。
Proモデルは重低音を強化した骨伝導イヤホンですが、重低音を求めるなら普通のヘッドホン使うよねという話なので・・・。非Proモデルもマルチポイントが使えるし、低価格なのでお求めやすい。
私は非常に気に入ったため、量販店で延長保証に加入して購入しました!
テレワーク用・ランニング用として、長い付き合いになりそうです。

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