ボナンザスプレー使ってみたんだけどさ、
思ったよりもボールが滑らないねぇ
もっとツルツル滑るやつないかな?
あります!
クレポリメイトDXというカー用品の保護・つや出し剤を使うと、ボナンザとはまた違った滑り感が得られます。
使用してみるとボナンザよりもトラックボールはツルツル滑りますが、滑りの耐久性はボナンザの方が上という印象です。
個人的に、前回紹介したボナンザはフッ素系保護剤でベタベタせず、滑りの持続性もなかなかで気に入っています。
しかし、トラックボーラーの中にはボナンザよりもさらに上のボール滑りを求める方もいるでしょう。
そこで今回は、クレポリメイトDXの使い方とボール滑りについてレビューします!
クレポリメイトDXの使い方&ボナンザと使用感を比較
クレポリメイトDXとは?
クレポリメイトDXとは主に車の内装に使用するクリーナー&ツヤ出し剤です。
分類的には仕上げ剤ですね。
呉工業のHPにある製品説明によると、車のダッシュボードを拭くと新車時のようにテカテカになるようです。
これはトラックボールに使えるのか?という疑問があったので、クレポリメイトの効果や成分について調べてみました。
クレポリメイトDXはトラックボールに使っても大丈夫?
製造メーカーである呉工業のHPにクレポリメイトの用途と主成分に関する記載がありました。
以下の用途・成分に関する記述はメーカーページより抜粋した文章です。
・用途
(自動車用)ダッシュボード、各種内張り、センターコンソール、メーターパネルなどのプラスチック・ゴム・合成皮革部分
(家庭用)家具や電化製品などのプラスチック・ゴム・合成皮革部分
・成分
シリコーンオイル、高分子ポリマー、特殊界面活性剤、乳化剤、除菌剤
トラックボールの表面部分はエポキシ樹脂でできています。
熱可塑性・熱硬化性といった分類はありますが、簡単に言えばエポキシ樹脂は合成樹脂の仲間でプラスチックの仲間となるので、クレポリメイトはトラックボールに使用しても問題ないでしょう。
少なくともクレポリメイトは有機溶剤ではないので、トラックボールの樹脂に浸透してボロボロになるリスクなさそうです。
また、製品説明によると「ベタつきもありません」とあるので塗布したら油分で親指がテカテカになる心配もなさそうです。
しかし、実際はどんな使用感なのでしょうか?実際に使ってみました!
クレポリメイトの塗り方と使用感
私のクレポリメイトDXの使い方を解説します。
クレポリメイトを使っているトラックボーラーはおおよそ同じ使い方をしているはず。
1. トラックボール掃除用のクリーニングクロスの上にトラックボールを乗せる
クリーニングクロスはメガネ拭き用のクロスなど繊維がつかないものを使用しましょう。
2. クレポリメイトをトラックボールの上に吹き付ける
スプレーのロックを外しましょう。
写真のように、スプレー下のつまみをOPENに合わせるとロックが外れます。
クレポリメイトはボナンザスプレーと違ってサラサラな乳白色の薬剤です。
薬剤はトラックボール全体に振りかける必要はありません。磨く時に全体に馴染ませるので。
多くてもスプレーのトリガーを半分ほど引いて、1回吹きかける程度で十分です。
吹きつけた瞬間にトラックボールの上を薬剤が流れていくので、必ずクロスの上にボールを乗せてから吹きつけましょう。
3. クロスでトラックボールを磨く
クレポリメイトは吹きつけたらすぐに乾き始めます。
乾く前にボールに塗り広げましょう。
ボール全体にクレポリメイトが行き渡っていない感じがしたら、追加でもう一度吹きつけて磨きます。
2度づけOKな洗剤なので大丈夫!
4. ボールが張り付かない場所で5分くらい乾かす
磨いた直後はボールがしっとりしているので、ホコリや繊維がボールに張り付かない場所で乾かします。
体感では5分程度でボールのしっとり感が抜けます。
この時、ティッシュの上に置くと張り付くのでご注意ください。
おすすめはこのようにキーボードの上に置いて乾かすこと。
ホコリなどの繊維がボールに張り付かず安心して乾かせますよ。
【トラックボールの滑り比較】ボナンザスプレー VS クレポリメイトDX
クレポリメイトを塗布した直後の滑りは、ボナンザよりもクレポリメイトの方が上です!
また、もともと車のインテリア用仕上げ剤ということもあって磨いた後のトラックボールが美しい気がします!
乾かした後はベタベタするようなこともなく、ボールに触れた手がテカるということもありませんでした。
ただ、欠点としては塗膜の耐久性がボナンザと比較してそれほど高くないこと。
体感なので、トラックボールによって差があるかもしれません。
私は平日は9時間、休日は3時間程度パソコン作業しています。
ボナンザだと月1程度の塗布で滑りを維持できているのですが、クレポリメイトは2週間程度でボールが引っかかるようになる印象です。
トラックボールの電源を切って、手のひらでボールを高速回転させることでボールの支持球とボールの間のゴミを飛ばせばある程度滑りは回復するのですが、それでも1ヶ月経つ前にクレポリメイトを塗り直さないとボール滑りが悪いなと感じてきます。
しかし、ボールを磨いた後の滑りが優れているので、
私はクレポリメイトをメインのトラックボール磨き剤として使用中です!
まとめ
クレポリメイトDXはトラックボールの磨き剤として十分使える性能がありました!
ボナンザスプレーよりも容量があるので、コストパフォーマンスはこちらの方が優れています。
2週間から1ヶ月程度で塗り直しが必要ですが、その頃にはトラックボールもホコリがついてくる時期なので、
塗膜の耐久が切れる頃が掃除にはちょうどいい時期なのかもしれませんね。
余談ですが、自宅で使用していたボナンザスプレーは会社でトラックボール磨き剤として活躍中です!
私は自宅でMX Ergoを使用していますが、会社では1PCしか接続しないのでペリックスのトラックボールを使用しています。
無線レシーバー付きでペアリング要らず、電池で動き、コスパ最高のトラックボールなのでおすすめですよ!
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